『QUARTZ SHINSAIBASHI』
「QUARTZ」という名称には、心斎橋エリアの華やかな文化やイメージを結晶化し、時代を超えて映し出していくというプロジェクトコンセプトを表現したもので、周辺地域をはじめとする国内外の多くの方々とともに輝く存在でありたいという想いを込めています。
『BEYOND LUXURY』
ひとつ先の豊かさ
従来のラグジュアリーの枠を超えた、新たな価値観の提案を目指します。自分のための豊かな時間を過ごすこと、美しい料理を仲間と共有すること、誰かに喜んでもらうこと、そして健康であること。こうした日常の中にある本質的な豊かさにこそ、次のラグジュアリーがあると考えます。

大阪・心斎橋の華やかなイメージ、フォルムを結晶化させ、時代を超えて場所の力を映し出す『Quartz』
01. 個性 | 三つの視点で描くアイコン
遠景・中景・近景、それぞれの距離から街のランドマークとなる意匠を施しました。
02. 質の高さ|都市を映すガラスの表情
風景を映し出すガラスカーテンウォールで圧迫感を軽減し、心斎橋の都会的な空気と御堂筋の格調を両立させました。
03. 調和|街並みに馴染むボリューム
周囲の景観と一体化しつつ、埋没しない独自の存在感を追求しました。
04. 賑わい|高級なにぎわいが共演する低層部
各店舗の個性を活かし、船場地区まで波及する華やかな賑わいをデザインしました。

CONCEPT
FOR INCLUSION - 全ての個性を包み込む

DESIGNER
株式会社ブラーリー 石丸耕平
1982年大阪市生まれ。2008年〜2018年インフィクス勤務後、2020年「株式会社ブラーリー」設立。
大型商業施設・飲食・物販・住宅・ウエディングなど幅広いジャンルのデザイン・ディレクションを手がける。

コンセプトに内包される多様な価値や創造性を、「QUARTZ」の文字が織りなす造形の細部に宿らせることを目指し、
ローマン体が持つエレガンスや洗練を継承しながら、クラシックな装飾性を削ぎ落とし、
シンプルで本質的かつ普遍性のあるシンボルへと仕上げています。
そのビジュアルアイデンティティは、エレガントな優雅さ、品格のある佇まい、貴禄のある洗練された印象、
高級感あふれるラグジュアリーといった要素を内包し、「クオーツ心斎橋」が象徴する価値を視覚的に体現しています。

CRYSTALLIZE
吹き抜けに広がる「CRYSTALLIZE」は、街に蓄積された記憶や想いが結晶となり、光をまといながら舞い上がる姿を表現しています。

FLOWER QUARTZ
舞い上がった結晶がやがて降り注ぎ「FLOWER QUARTZ」として美しく咲き誇る姿を表現しています。
アート:STUDIO SAWADA DESIGN
| 所在地 | 大阪府大阪市中央区南船場3-12-14 |
|---|---|
| 事業主 | ヒューリック株式会社 心斎橋開発特定目的会社 (L Catterton Real Estate、J.フロント都市開発株式会社) 株式会社竹中工務店 JR西日本不動産開発株式会社 |
| 敷地面積 | 約3,289㎡(約995坪) |
| 延床面積 | 約46,227㎡(約13,984坪) |
| 規模 | 地上28階、地下2階 |
| 建物高さ | 約132m |
| 用途 | 店舗、宿泊施設、事務所 |
COMMENT
建築デザインコンセプト「QUARTS」をアトリウム空間にトレースし、そこに集う人・歴史・先進性・マテリアル・響き合う音・流れる時間の全てが集まり結晶化し内包するイメージを表現しました。
よりインクルーシブな方向へ進む時代だからこそ、表層的な意匠にとどまらず、歴史的背景やストーリー性を織り込み、その場を訪れることで初めて感じられる空気感を大切に空間を構成しました。